ごろごろスーツケース

長崎産福岡育ち、東京近辺に出荷された人のブログ。今はSNS広告の代理店にいます。ブログタイトルは、福岡から関西の大学に投稿していたころの名残。

ソーシャルアパートメントに住みながら、自分1人の時間について考える

あろー!@kazuka2u です。

4月ぶりの帰省を控えた深夜よりお送りします。
地元福岡を離れて7年が経ち、東京でソーシャルアパートメント(SA)住み始めて3年目。
まさかこのタイミングで渋谷で深夜を過ごすことになるとは思わなかった。

SAに住みながら、自分1人の時間について考える。

集団生活(仮)を2年していて、1人の時間を久々に意識した話だ。

本当は今日、明朝6:40のフライトに向けて、
渋谷にて深夜の本屋→カフェルートを過ごしている。
夜のスクランブル交差点は静かだ。

SAに住んでまるっと2年が経って、大好きだった友達が、
家を離れる機会にも多く出会うようになってきた。寂しい。
ソーシャルアパートメント、通称SA。
個人スペースが確保されたシェアハウス、というと想像しやすいと思う。
私の住む物件は80人を超える人が住んでいる。

水回りが共用で、各自個室を持ち、豪奢なリビングスペースを共有し、
大きなテレビを囲みながらNetflixテラスハウスを見る。

元来人と関わることを良しとする性格で、
人と関わることで他者鏡を見ながら自己評価を行う思考も伴い、家にいるときのほとんどを人と過ごす。
部屋の作り方に失敗しているのだが、自室を寝る場所として位置づけてしまったため、
部屋に戻ると寝てしまう。

家で人といると、表面的なやり取りなのか、そこに厚みがあるのかといった内容はおいておいて、
話題には事欠かないし、ほぼ常に話せる相手のいる空間がSAにはある。
中学校ではないけれど、数日コミュニケーションを避ければ、
話題についていけなくなったりだとか、知らない物事が増えていたりだとかってこともある。

人とコミュニケーションをとることそれ自体は悪いことじゃないし、
そこに苦手意識があるからこそ、それを言い訳にこの2年時間の配分を上手く出来ていなかったかもしれない。

そしてそれが、自分にとって、どうしようもなく、自分自身を薄っぺらく感じさせる。
人生ではじめてインプット無しにチープなアウトプットを行う時間。
会話の中における、自分より秀でたものに対する劣等感。
しかし目の前のコミュニケーションという甘い蜜にどうしてもよっていってしまう弱さ。
そして集団内で上手く振る舞えないからこそ、今の環境で人ともっとコミュニケーションを取るべきなのではないかという葛藤と言い訳。

そんな言い訳たちから、どうしてもリビングに行って人と話しがちだったけど、
今日深夜2時、渋谷のど真ん中の本屋でゆっくり本を読んでいて、
充実度が高く、かつ今自分自身に必要なのって絶対この時間だよなって感じた。

みんなといるのは楽しいけれど、そこに重ねて行けるインプットはやっぱり少ないし、
ブログからも足が遠のきがち。
サーバー契約ミスって飛ばした100記事がまじで幻。

とか言ったけど, 家でプロジェクトやることもあるし,
事業が進んでたり、その日の6時に火鍋いこーぜ!
っていってすぐに人が集まるとかいいところもたくさんある。

何事にも限度はあるし、時間は有限。
ご利用は計画的に、ってお話だよね。

ブログを書くのって、自分と向き合う時間だったり、
書くためにインプットしなきゃって思える点だったり、
利点はたくさんだから、もうちょっとがんばろう。

そんな夏休み前夜祭。
バスが来るまであと1時間。
本をもう一冊消化しよう。

もしかしたら私ももう、家をでるときなのかもしれない。
大学生みたいに、無駄とも思えるインプットを存分に行い、
ふわふわと存分に思考する時間を確保するために。

@kazuka2uでした。